私のおじいちゃん、おばあちゃんは、宮城県生まれで今は相模原に住んでいます。神奈川県に四十年以上住んでいるのにまだなまっています。親せきのほとんどが宮城県に住んでいます。東日本大震災では、家の屋根がわらが全て落ちてしまったり、かべにひびがはいっておふろにも入れなかったそうです。
今年は三年ぶりに家族みんなでせんだいに行きました。おじさんやおばさんの家は、きれいになっていてあんなに大きな地震が来たなんて思えませんでした。
お盆でみんなが集まった時、新聞記事を思い出してみんなに聞いてみました。
「おらほのラジオ体操って知ってる?」
みんなは、ひなん所には行っていないので、知りませんでした。そこで姉がけいたい電話で動画をさがして、みんなで見ました。おじさんもおばさんもみんな大笑いしました。何回も何回も見て、何回も何回も笑いました。それを見て私は本当に方言は人を元気にするんだなぁと初めて知り、ビックリしました。いなかの人にとって方言は、都会の人のひょうじゅん語なのに、いなかの人が方言を聞いて笑っているのが、とても不思議でした。いなかの人にとって、方言は絆なんだと分かりました。だから私のおばあちゃんも、方言をなおさないでいるのかなぁと思いました。
私の家族は、家に帰るとすぐに、「今日のあまちゃん見よう!」と言います。あまちゃんも東京生まれなのにどんどんなまっていって、たくさんの人たちとつながっていきます。きっとあまちゃんがひょうじゅん語のままだったらおもしろくないと思います。方言っておもしろいし、元気になるもとなんだと思います。
方言を使ってラジオ体操をする事を思いついた西根さんは、すごいと思いました。そして実さいに作ったのはもっとすごいと思いました。
課題(1)(朝日新聞 7月24日付)
「東北弁のラジオ体操を考案した 西根英一さん」