2014年 第6回かながわ新聞感想文コンクール

小学4年生の部 優秀賞(神奈川新聞社賞)

エコ~一人ひとりが意しきして~
横浜雙葉小学校 
江原 杏珠

 わたしは、以前からテレビや本、新聞でかんきょう問題についての話題がよく出ていたので、「二さん化炭そ(CO2)」や「さんせい雨」などの事は知っていました。特に地球温だん化をふせぐためには、二さん化炭そのはい出量をへらさなくてはいけないのですが、わたし達がふだんの生活に使う電気は、太陽光発電等の自ぜんエネルギーだけでは足りず、二さん化炭そを多くはい出する火力発電がどうしても必要ではないかと心配していました。
 そう思っていた時に、この記事を読んで、少しおどろきました。発電方式は火力発電と同じでも、ねん料が二さん化炭そのぞうげんにえいきょうしないバイオマスの発電所についての記事だったからです。バイオマスというのは、生物由来のねん料なんだそうです。さらに、木しつチップ(ねん料)は、川さき市を中心に人口がふえている首都けんで大量発生する建ちくはいざいが原料、とエコだったので、これなら少しは回ふくするかもしれないと希望を持ちました。しかし、まだ電力きょう給が始まったばかりなので、もっとふきゅうするといいなと思いました。
 そして、美しい地球をたもち、地球温だん化等のかんきょう問題をかいぜんするためには発電だけではなく、わたし達一人ひとりにももっと出来る事があるはずだと思いました。例としてごみ問題です。ポスターにも「ポイすてはいけない」や「リサイクル」といった物が数多くありますが、きちんと出来ている人はあまりいないかもしれません。景色が美しい町も、ごみが落ちているとそれが台無しです。そもそも、もやすと二さん化炭そが出るのは、ごみも例外ではありません。だから、ごみもきちんと分別をして出したり、リサイクルにきょう力したりして、自分達が出来る事を進んで実行し、地球かんきょうを守る事がとても大事だと分かりました。
 これからわたしは、「自分一人くらいなら」と思わず、リサイクルや節約を意しきして生活しようとあらためて思いました。

課題(1)(神奈川新聞 8月4日付)
「バイオマス/CO2フリーの電力供給」

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