2014年 第6回かながわ新聞感想文コンクール

小学4年生の部 優秀賞(神奈川新聞社賞)

たくさんの思いがつまった甲子園
横浜市立西寺尾小学校 四年 栗原 健太

 この記事は背番号15の勇姿が書いてあって甲子園の重みがとてもわかる記事だったと思います。ぼくは、東海大相模高校の河本選手が入場行進の号令係を引き受けたという、野球そのものの内容とは少しちがった視点から書いている記事に関心を持ちました。

 この記事からは、東海大相模高校が、ベンチ入りメンバーだけでなく、ひかえの選手や、クラスメイト、地いき住民の方々、両親、コーチ、みんなでつかんだ甲子園へのきっぷを大切にして、甲子園でかがやくためにも、入場行進だって全力でのぞむんだという気合が、伝わってきました。

 なので、河本選手が自分から号令係を引き受けたのも、だれもやっていなかったからという理由だけではなく、三年生最後の甲子園を、全力で楽しみ、全力でがんばろうという思いがあったんだと思います。

 ぼくの家ではスポーツ新聞もとっているので、毎日プロ野球やさまざまなスポーツの結果の記事ばかりに注目していました。それが、夏休みに少し時間があったので、ゆっくりスポーツ面を読んでみると、この「甲子園日記」のような結果のうらにかくされた選手たちの物語も記事になっているんだと知り、これから新聞の読み方が変わりそうです。

 そしてこの記事を読んでからテレビで見る甲子園は、色々な感情を持ちながら見る特別なものになりました。ベンチで大きな声を出す人、一生けん命スコアをつけるマネージャー、もう暑のスタンドで応えんするひかえの選手、そうしたたくさんの人たちの思いが一つになって、一試合一試合戦っているんだなと思いました。

 ぼくは、東海大相模高校が甲子園でかがやきをはなつことを目標としているように、自分が習っている競泳でオリンピックに出て、金メダルを取るのが夢です。なので東海大相模高校のように、支えてくれるコーチ、両親、みんなに感しゃしながら、努力していきたいです。

課題(1)(神奈川新聞 8月9日付)
「窮地救った背番号15」

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