神奈川NIEミーティング

NIEミーティング議事録 2018年5月18日(金)

会場 神奈川新聞社10階会議室
参加者数 21名
内容
1.日本経済新聞社横浜支局長 伊藤浩昭 氏からの話題提供
2.事務局からの連絡

1.日本経済新聞社横浜支局長 伊藤浩昭 氏からの話題提供

日経電子版の取り組みについて
・ネット社会に合わせて、メディアも変わっている。日経新聞は新聞社の中でも早くから電子版に取り組み力を入れてきた。
・紙の新聞だと締め切りの時間が設定されてしまっているが、電子版はいつでも出せるメリットがある。
・大きなニュースや重要なニュース、さらに独自ニュースも夕方6時の「イブニングスクープ」などで先に有料電子版で流すことがある。
・電子版はいつごろ、どれくらい読まれているかが分かる。アクセス数のヤマは朝が一番多く、次に昼休み、帰宅時間帯と3つあり、夜はなだらかになる。ピークに合わせてニュースを流している。
<意見交換>
・中高生向けにはマーケット商品面で、最近は何が売れているか、野菜はなぜ高いか、などに注目してみるとおもしろいかもしれない。
・きょう(18日)の1面に、自動車の自動運転の記事がある。タイムリーな話題として解説などを加えて取り上げてみると、興味を引くと思う。
・新聞を読む会をしているが、会社をリタイアしてからも日経新聞を読み続けている読者がいる。例えば環境問題について二酸化炭素をどう減らすか、車は電気がいいか水素か、など自分の関心に応じていろいろと情報をとっている。テーマで切り込むことがNIEにあってもいいのではないか。
・日経新聞の文化欄が好きで、関心をもって読んでいる。
・科学技術などを特集しているページは、生徒に興味を持って呼んでもらえるのではないか。
・実体経済を取り上げているので、生徒が関心を持ちそうな記事「AI(人工知能)は仕事を奪わない」−は、問題提起としておもしろい。
・NIEも変わり目にきている。「みんなでおいしく給食を食べる」より、「自分なりの味付けをする」ことも必要ではないか。
・日経は一般紙と違う、と比較することで、人によって大きなニュースは違う、と感じることができる。中身が分からなくても、世の中はいろいろな立場の人がいて動くと理解することは大切だ。
・経済記事も「生活にどう関係するの?」と考えたい。
・電子版がこれからどれくらい伸びていくか、NIEにとっても大事だ。
・スマートフォンでニュースを見る中高生が多い。ニュースを知って理解する、考えることが大事でありNIEの役割だ。

2.事務局からの連絡

(1)「全国まわしよみ新聞サミット」の案内

(2)「第52回神奈川読書の学校」の案内

(3)「第23回NIE全国大会盛岡大会」の案内

以上